ASO田空16 乙姫神社 へ行ってみた(ASO田園空間博物館 サテライト16)
休みのたびに、神社仏閣のはしご。本当に我ながら、マニアック気質ですね。まあ、この時期はカドリー・ドミニオン自体の休園日も多いですから、地元の探訪やご紹介をするにはいいのかもしれません。
さて、カドリー周辺は黒川地区といいますが、その隣の内牧駅周辺は乙姫地区という美しい名前の土地です。
九州の真ん中に近いような山の中で、乙姫っていう地名には違和感があったのですが、きっとこの乙姫神社とその伝説のおかげでこの名がついたのでしょう。
なんとなく気にはなっていたのですが、行くのは初めてです。
辿りつくと、思った以上に簡素できれいで、それでいて厳かな良い雰囲気でした。
まず鳥居の前に、きちんとした由緒書きがありました。
最近は、阿蘇の十二神の半分くらいは見覚えがあると感じるようになりました。女神様が主祭神の神社は、考えてみると珍しいですね。
先客で、地元ではなさそうな若い夫婦のような方が中で参拝されていました。後で何気なく記帳の帳面を見て気がついたことなのですが、子宝祈願にご利益があるようです。
言い伝えでは由緒書きにあるように、もともとは子供の病気を治す女神様伝説が始まりのようですが、きっと子宝にご利益があった方が多かったのでしょうね。
日本人は宗教に関しては節操がなくて信心が足りないなんて言われますが、こういうことの口コミとかがあるってことは、普通の人が普通に神様を信じてるってことですね。私がいうのもなんですが。
まっすぐできれいな境内は、お祭りの時にはお神輿担ぎとかで賑わうのかなと想像されます。実際はどうかは知りませんが(笑)。
大きな木があるのもいいですね。
結構立派な杉の木があるのですが、それよりもっと大きな切り株があるのは歴史を感じさせます。
ちゃんと若木が植えられています。
きれいで明るく、地元に愛されているなとすぐにわかる雰囲気です。
実は、こちらが田園空間博物館のサテライトかどうかは確認していませんでした。
そうじゃないわけないだろうと思いながら、帰ってから調べてみました。
するとこちらの御神体は、お顔が見えないように後ろ向きで設置されているとか。ということは、神社でありながら本殿には女神さまの像があるということだったのでしょうか。
ちゃんと下調べしないとダメですね。本当にいつも、いきあたりばったりです。
ぐるっとロータリーでお神輿が回りそうな境内の形です。
もしや、阿蘇ですから馬が通るかもしれませんね。神社では、ぼうっと想像を巡らせるのが好きです。昔の話でも、今のことでも。
こちらの神社の案内パンフレットが置いてありました。
裏面は、子安河原観音の案内がのっていました。近いうちにここも行ってみたいと思います。子宝には、2つセットで御利益があるようです。
とはいえ我が家にはもうすでに、うるさめの子宝がいて、この需要はありませんがね。