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Mr.トーマのアニマリュージョン!ブログ

アニマリュージョン!は熊本県阿蘇のカドリー・ドミニオンで行われているファンタジックアニマルショーです。このブログではショーだけに関わらず、広く地域情報や動物訓練に関しての話題を提供しております。

節分のピーナッツをインコたちにプレゼントしながら考える

昨日に続き、節分ピーナツネタ2です。

やはりコンゴウインコの一番の好物は、ヒマワリの種です。でも、「おいしいものは脂肪と糖でできている」じゃないですが、ヒマワリやピーナッツは油分が多すぎて栄養バランスが偏ります。だから特にピーナッツは、たましにか与えられません。

ただ、糖でできているはずの麦とかは、インコはそれほど好きではないようです。まあ、例のCMのコピーもやっぱり脂肪と糖の組み合わせが大事なのでしょう。

フライドポテトは喜んで食べる可能性はありますが、試してみる気にはなれませんね。

 

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動物の馴致法の一つに、「一日分の餌を全て手から与える」というのがあります。極端な話、動物をしっかり馴らしたいと思ったら、まずはこの方法が試せるかどうかを中心に考えてみるというくらいです。

これには根気と熱意が必要ですし、仕事だとなかなか一つの動物にそれだけの時間を避けないものです。

と同時に、好き嫌いの問題も出てきます。好きなものを手から与えれば食べるのは当然です。

例えばキバタンの場合は好きなものがヒマワリですが、初期の馴致段階では、これだけ与えると割とすぐにお腹いっぱいになってしまい、いうことを聞かなくなるんです。おいしくない餌は残します。そして馴致が進みません。

 

こういう好き嫌いは普遍的な問題なのですが、手から与える法ではよけいにクローズアップされます。

もちろん、動物の訓練は動物の健康的な飼育が前提ですから、手間暇かけて大好物ではない餌も手から食べるように訓練しないといけないんです。ちなみに、最近はインコたちにはほとんど専用のペレットを与えています。

今もまだまだ鳥たちと信頼関係を築かねばならない新人さんは、そういう地道な努力をしています。手から与えるペレットだけでお腹いっぱいにすることができるというのは、一つの馴致のバロメーターです。

 

私は「がんばれよ」と思いながら、それはそれとして私は孫をかわいがるおじいちゃんのように、鳥たちにピーナッツを与え、かじる姿を楽しんでいます。

 

・・・こんなわたしは、「出ていけ!」と言われる鬼でしょうか。

節分だけに。