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Mr.トーマのアニマリュージョン!ブログ

アニマリュージョン!は熊本県阿蘇のカドリー・ドミニオンで行われているファンタジックアニマルショーです。このブログではショーだけに関わらず、広く地域情報や動物訓練に関しての話題を提供しております。

ASO田空 47 「手野の名水 」と水の話(ASO田園空間博物館 サテライト47 )

熊本市の水道は水源が100%地下水で、これは世界的にもかなり珍しいそうです。そしてそのほとんどが、阿蘇に降った雨や湧水が地下に浸透して濾過されたものだといいいます。

とにかく阿蘇は雨も多いのですが湧水地が多く、中には私有地に湧水があるから水道代はタダ、なんて家もあるくらいです。

その中でも昔から「名水」と呼ばれているのがこの手野の名水です。

 

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国造神社から道沿いに登って行くとあります。

 

阿蘇カルデラの外輪山は、ほとんどが岩の上を覆う薄い土をさらに覆うように生えたススキ等の草原で、その草原の一本道は自転車やバイク乗りの聖地となっている壮大な景色が広がります。

外輪山の中腹にあるこの手野の名水は、まさに外輪山の岩の隙間から浸み出す岩清水です。「やわらかい水質」と表現されるようですが、阿蘇の溶岩のミネラルを含んでいるのなら硬水に近いはずじゃないかと思います。

 

よく、その地域の「水があう」とか「合わない」とか言います。まあ本当にカルキやカビのにおいがして誰が飲んでもまずい水というのはあるでしょう。

しかし水は、その人が7歳くらいまでに飲んでいた生まれ故郷のものが一番おいしく感じられるという科学的データがあるというウワサを聞いたことがあります。「じゃ、結局噂じゃん。」なのですが、私が情報ソースを忘れましたからね。確か「水からの伝言」で有名な江本勝さん(故人)の著書だったように思えますが。

出自は置いておくとして、日本中どこに行っても「うちの水が一番だ」とご当地の水アピールする宣伝が行われているのは、そのせいでしょうね。

 

だんだん水うんちくになってきてますが・・・

阿蘇の水はミネラルが豊富であり、ミネラルが多いほど硬水になる、つまりおいしくない水になるという矛盾があるのですが、水の「まろやかさは」ミネラルや不純物の混入度だけではなく、クラスターの大きい小さいも関係するんですね。

水は化学式でH₂Oと書かれますが、大抵の場合いくつかの塊で存在します。7H₂Oとか、12H₂Oとか。数字は例えですが、この7とか12とかがクラスターです。

この塊が大きいと、同じ水でもなかなか体に浸透しません。

 

世の中の名水と呼ばれる水は、一般的にクラスターが小さいそうです。

狭い岩の間を通って濾過されて出てくるのですから、ここもきっとそうなのでしょうね。

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当たり前ですが岩清水には塩素が含まれていませんから、水の出口は周辺に藻があったりして正直、大丈夫かなと思いますが、湧きだす水は本当にきれいです。

 

私は生まれ故郷ではないはずの一の宮とは「水が合う」ようで、水道水をおいしくいただけます。だから何リットルも持ち帰る必要なないですが、500ccのペットボトルに汲んでドライブ中に飲んだりはします。

 

こういう水は、汲みたての新鮮さが命ですね。クラスター同士がくっついてしまう前に、一気に流し込むイメージです。

・・・イメージですからね。その科学的根拠は知りませんよ。