犬を飼うとしたら、チャンピオン血統にこだわる派?こだわらない派?
犬を飼うときには、いい血統にこだわるべきか、そうでないか。簡単なSFストーリーを作りました。以下、気楽にご覧ください。
ここは、とても進化の進んだ宇宙人の住む星「キョジンノ」。
キョジンノ星では、ペットを飼うのが大流行です。特に最近人気なのが、太陽系第3惑星のニンゲンという種類です。そんなキョジンノ星の、ある親子の会話です。
子「お母さん、ニンゲン飼おうよ。大事にするからさ。クラスで流行ってて、ほとんどの子が飼ってるんだよ。」
母「しょうがない子ねえ。ニンゲンって、どんなの?」
子「ほら、カタログがあるんだよ。こんなの。女の子がいいなあ。すごくかわいでしょ?」
カタログには、とてもきれいな女の子の写真が載っています。資料提供:イシハラ サトミ(チャンピオン血統)と書いてあります。
母「うーん、わかった。今度ペットショップに行って買ってきてあげるわ。これが今年のクリスマスプレゼントだからね。」
子「やったー!お母さん、大好き」
そして間もなく、かわいいニンゲンの赤ちゃんが我が家にやってきました。
子「うわあ、ぽっちゃりしいてかわいい!お母さん、さっそく名前つけていい?」
母「いいわよ。好きな名前にしなさい。」
子「あれ?でもこれ、もう血統書に名前が書いてあるよ。」
母「ああ、ブリーダーさんが仮に名前をつけないと、血統書が作れないんですって。それは、形式上の名前だから、気にしなくていいのよ。」
子「よかったあ。じゃあこの、コンドウ ハルナ(吉本ブリーダー舎)っていうの、気にしなくていいんだね…」
母「もちろん、いいわよ。そういえば、同じ展示場にハルカってのもいたけど、歯の神経が死んでるっていうからやめといたわよ。やっぱり、健康第一ね。」
子「うん、おかあさん。かわいくて元気なの選んでくれてありがとう!」
― 完 ―
もちろん、不細工芸人を売りにする心の広いハリセンボンさんなら笑って許してくれると思って書きました。また、子供の頃から愛情込めて育てたら、かわいくないはずがありません。ただし皆様、ペットの資料画像はたいてい、チャンピオン犬だということをお忘れなく。
繰り返しますが、アブラ性でも、そのうえポッチャリでも、愛情を持って飼えばかわいいんですよ。
誰がアブラ性やねん!
談:奈々ちゃん
誰がそのうえポッチャリやねん!
談:ロック
誰が松潤やねん!
談:シルバニア=ゴン