園内情報 ワンダーパーク
アニマリュージョン!チームに配属されて、もう2年以上経ちます。
特に立ち上げの準備の一年間は、もうほとんど作業着で動物の訓練や雑用ばかりで、サービス業的な仕事はほとんどできませんでした。
そのせいか最近特に感じるのは、カドリー・ドミニオンをより客観的に見れるし、お客さんの目線で見れるんですね。
逆に、若い社員が多いですから、今働いている人たちが知らないことも多少知ってはいます。羊の話なんかもそうですね。そのエリアの人はもちろん、種については私より断然詳しいですが。
さて、現在のワンダーパークというエリアは、少し前まで「ふれあい動物村」という名前でした。
だけど考えてみたら、カドリー全体がふれあい型動物テーマパークですから、一エリアだけ「ふれあい」がつくのもなんだかおかしな話です。
それが、アニマリュージョン!立ち上げで園内の情報に疎くなってきたあたりで、「ワンダーパーク」に変わりました。
雪!最初に足跡つけまくりたい!でも子供たちのためガマン!
多分、ワンダーパークスタッフ同じことを思ったはず。
私はもう、先祖がサルなんじゃないかというくらい、アスレチックは大好きです。
ふれあい動物村が、楽しい遊び場に変わりました。
もちろん「ふれあい」は、当たり前だからついていないのでしょうね。
手前味噌ですが、ワンダーパークのロゴのWに、ジャグリングをしている人のイラストがあります。これは私がイメージモデルです。
実際にワンダーパーク内でジャグリングをするスタッフはいませんが、世界観がいいですね。
私がかつて「ふれあいパフォーマー」という名前で入場口でお客様と遊んで(?)いました。それを見ていた動物ふれあいスタッフの中には「あんな接客あるんだ!」とショックを受けた人もいるようです。だって、動物の説明とかじゃなく、本当に遊んでいたのですから。
その姿をきっと、看板を作ったデザイナーさんも目にしたのでしょうね。
正直なところ、私はアニマリュージョン!の為に園内から姿を消すのは惜しくもありましたし、不安でもありました。
でも、ワンダーパークを見て、なんだか安心しました。お子様たちが、楽しそうに遊んでいるからです。スタッフへの評判もおおむねいいようです。
私が子供の頃に、こんな場所があったらなあ、と思いました。
ただし、今の時期はもちろん寒いです。
温かいテントの中での動物たちとのふれあいもお楽しみください。
テントの中のモルモット、いや、モルモッツ。
(※2016年1月現在、小動物のふれあいコーナーはカドリーホール近くの室内ちびっこどうぶつ広場に移動しています。)