ASO田空82 藤谷神社へ行ってみた その2(ASO田園空間博物館サテライト82)
前回からの続きで、藤谷神社探訪の話です。
神社の中には、いろいろと天狗にまつわる絵や御面などが祭られています。
正直、少し、こわいです(笑)。
天狗の面。これを被って完璧なコスプレをしてみたくはあります。
リアル天狗というべきでしょうか。この程度なら実在してそうです。
「わしは実在したぞよ。」
とウソをついて鼻が伸びでもしないかぎり、これは想像のお姿でしょうね。
とまあ、この辺はプチこわいシリーズですが、本殿の隣の建物はもう少しこわいです。
なんと、鬼子母神堂と書いてあります。
ここも入っていんでしょうか…。
恐る恐る扉を開けてみました。
次の写真は、少しだけ覚悟して見て下さいね。
中にあった掛け軸の、鬼子母神さまのお姿です。
こ、これは。
お正月で、真新しく榊やなにかいろいろお供えしてあるのが余計リアルでこわい。
おまけに中は、狭いんです。玄関からそおっと写真だけとって、外からお参りして終わりにしました。
多分、ここは知る人ぞ知る子宝の神様とかで御利益があるのでしょうし、行く先々の神社仏閣で女神様が強く意識されるのですが、この女神さまはすごいです。
鬼子母神様はたしか、前科(?)はあるものの改心して子供を守る神様になったのですよね。でも正直、小心者の私にはやっぱり、こわいものはこわいです。
で、バランスを取るためかは知りませんが、逆にこの神社の狛犬はなんだかかわいいんです。
口を開けているのは、阿吽(あうん)の阿でしたっけ。
こっちが、吽(うん)ですね。
デザイナーは、いしいひさいちさんじゃないですよね。
狛犬って、各神社でオリジナリティがあって好きです。
由緒書きがないか、あたりを調べました。
すると、簡単ですが、ありました。
大山つみの神?
漢字の3文字目は、紙なのか祓なのかどっちでしょう?
どちらでもないのでしょうか。
(漢字変換できないので、後日ひらがなで検索したら、なんと山の神様の総監督的な有名な神様だったんですね。)
その裏面はというと・・・
「阿蘇山の山の神を祀り尊崇して来た宮である。
里人は丹徳坊とよび、武運長久や各種の祈願のため参拝者が多かった。
修験者の行が今でも続けられている。」
これはこれはとても阿蘇山の安全祈願には御利益がありそうな場所だったんですね。
今も行が続けられているですって?
丹徳坊はどこかで聞いたことがあるような。確か、坊中西巌殿寺の近くにそんなお寺の看板があったはずです。
なんだか、RPGゲームをしているような気分になってきました。
これはいずれ調べないといけませんね。うーん、本当に阿蘇はおもしろい!