祝 阿蘇中岳火口周辺警戒レベル引き下げ記念の杵島岳登山 その1
平成27年11月24日に、阿蘇中岳の警戒レベルが3から2に引き下げられましたね。
約2か月前の9月14日以来、この日をどれだけ待ち望んだことでしょう!
・・・いや、だから、約2ヶ月ですね。
レベル引き下げのすぐ後は、悪天候の日が多かったですが・・・
11月27日の高岳は、雪景色でしたし。
しかし、アニマリュージョン!休演日の12月1日大安の日は朝霧は深いものの、びっくりするほどいいお天気でした。待ってましたとばかりに阿蘇山、登りましたとも。
草千里駐車場の「山の物産館」さんのくまモンも、白くまモンから黒くまモンサンタバージョンに若返っていました。警戒レベル引き下げを祝福するかのようです。
若返るならこの場合、黒ひげが正しいのじゃないかと思いますが。
ちなみに以前の白くまモンの写真がある過去記事です。
私がレベル引き下げを待ち望んでいた理由の一つは、上のリンク記事の時に草千里の駐車場の一番奥でこの看板を見つけていたからです。
ここは、杵島岳の登山道の入り口なのですね。
地図の部分をアップにします。
これ。このブログで記事にしたことがあるのですが、私は以前、そうとは知らずに杵島岳の途中まで登ったことがあるんです。
「ぶらり地元旅」 #地元発見伝 また懲りずに噴火後の阿蘇山に登る - Mr.トーマのアニマリュージョン!ブログ
リンクが多くてすみません。
その時は、どうやら地図の県道(?)の「111」の看板のあたりから矢印を逆走していたような感じでした。警戒レベル2だと中岳の火口を見ることはできませんが、この地図の古御池(ふるのみいけ)という昔の火口は見ることができるはずですから。
そんなわけで、登山解禁となった杵島岳と古御池を目指して、いざ出発!
入口。車は入れませんが、人は入れます。
しばらく、きれいに整備された舗装道路を歩きます。
車で草千里まで登る道を、少し逆走する感じになるのですね。
分岐点。ここを右に行くと、以前入り込んだ道につながるのでしょうか。
今回は、左に登っていきます。
舗装道路が、ゆるい石段に変わります。
登るにつれ、傍らのススキの背がどんどん短くなります。
ゆるい石段が、きつい石段に変わります。
勾配はかなりきついですが、道路の縁石を敷き詰めたような感じで一段づつが低いので、足は出やすいです。まるで神社に登って行くようです。
横を見ると・・・
かなり急こう配です。
麓を見渡すと奇麗です。
半分だけの雲海。
雲海は古代、阿蘇のカルデラが巨大な湖だった時をリアルに想像できますね。
外輪山の内壁に沿った部分に古墳などが多いのも納得です。
これが朝の9時。もっと早く登れば良かったとも思いますが、朝は冷え込んだのでこれがベストの時間だったのでしょう。
この時点では暑いくらいで、ダウンを脱いで腰に結びました。
上につく頃は雲海も消えているだろうなと思いつつ、登っていきます。
山頂につきました。草千里から、私の足でゆっくり登って30分くらいです。
健磐龍命の足だと、10歩くらいですかね。
向こうに見えるのが中岳の火口です。
長くなりましたので、また次回。