十二支苑と干支の守り神
お正月なので、十二支苑の話題に触れておきます。
昨年末あたりだったか、私なりの十二支苑の解釈と解説をしようと記事を書き始めたら、内容がどんどんマニアックになっていきました。それで最近過去記事を削除した次第ですが、その時に調べた資料が書いてある記事まで削除しちゃいました。
資料とは、一般的な干支の守り神と、カドリー十二支堂の干支の対比です。
干支と神様の対応という考え方がそもそも後づけですから、諸説あるようです。
しかし情報提供によって、お客様にお好きな方を選んでいただいて(又は両方)、参拝する方が親切なのじゃないかと思った次第です。
干支 |
一般的な守り本尊 |
カドリー十二支堂 |
子 |
千手観音 |
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丑 |
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寅 |
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卯 |
観世音菩薩 |
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辰 |
如意輪観世音菩薩 |
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巳 |
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午 |
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未 |
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申 |
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酉 |
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戌 |
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亥 |
釈迦如来 |
今年は申年なので、カドリー説では大威徳明王で、一般説では大日如来です。これはどちらも十二支苑には祭られているので、参拝は可能です。しかし、私の干支である来年が問題なのです。カドリーに、不動明王がいません。
私は、十二支苑の存在を知るもっともっと前の子供の頃から、酉年生まれは不動明王という知識がありました。上杉謙信のお膝元の新潟生まれですから、それがちょっと誇らしかったんですね。
諸説あるという意味では、大威徳明王と不動明王を同一視する説もありますが、書いているうちにまたマニアックな話題にそれていきますので、このくらいにしておきます。
三重の塔には、干支の動物の顔をした仏像があります。
これはこれでユニークなので、気軽にに足を運んでくださいね。
ただし、俺たちを倒してからな!
※昨日のネタが気に入ったので繰り返しています。写真は去年の使い回しです。