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Mr.トーマのアニマリュージョン!ブログ

アニマリュージョン!は熊本県阿蘇のカドリー・ドミニオンで行われているファンタジックアニマルショーです。このブログではショーだけに関わらず、広く地域情報や動物訓練に関しての話題を提供しております。

犬とのひっぱりっこ2

前回に続き、ひっぱりっこの話題を、もう少しひっぱります(これはおやじギャグではありません。ユーモアと言ってください)。

 

ひっぱりっこを、お勧めするかしないか。犬のトレーニング本の中には、「しない方がいい」と書いてあるものもあるし、「してもいいけど、絶対に犬に負けちゃダメ」と書いてあるものもあります。

 理屈はわかります。たとえ一人暮しで一頭の犬を飼っていても、犬にとっては「二人という最低数の群」です。そして、そのうちどちらか強い方がリーダーにならないといけません。だから犬は常に飼い主と自分のどちらが強いか、優位かをけっこう気にしているんですね。

 

人間同士でも、ありますよね。いやになっちゃう小競り合い。

 普通は目下の者が目上に対して挨拶するのが当たり前だから、目下の人を見つけても向こうがあいさつするまでわざと黙っているとか。こういう超つまんない駆け引きを、天然で悪気なく、かけひきだと知らずに、犬は感じちゃうんです。

だからこっちもそういうものだと思わないと、大人の対応をしていたら格下にされちゃうんです。

 その意味では、本当に本当に残念ながら、犬に対しては性悪説で対応する方が、

しつけや訓練はうまく行っちゃいます。究極の2択で、どちらか一つしか選べないならですよ。だから、きれいごとは言いません。叱らなければいけないこととか、なめられちゃいけない態度とかは、絶対にあります。

 

その上で、ですが、私は犬とのひっぱりっこには、たまに負けてあげてもいいと思います。じゃないと楽しく遊んでくれませんし、そのくらいの「王者の余裕」はある方が信頼関係も増すようです(そうどこかで計算しながら遊んでやってるのも、我ながら自己嫌悪ですが)。

 

しかしこれは、シェパードのハチローも同じ考えのようです。私は、犬たちのフリー遊び時間は、あんまり干渉しないようにしています。が、プードルのアロマと遊ばせすぎるとよだれやけになりますから、別々にすることもあります。

 小型犬は、誰もハチローと遊びたがりません。で、ハチローはどうするかと言うと、わざと横たわっておなかを見せて、他の犬たちを遊びに誘うんです。

 みんなでよってたかって、ハチローのおなかやお尻のにおいをかぎまわります。まるでハチローが礼儀を完璧にわきまえた、群れの下っ端新人のようです。

そうしてちょっとずつ、前足で小さなプードルとかにちょっかいを出します。ちょっかいを出された方は、逃げるでもなく、甘がみで反撃したりしています。かくして、じゃれあいの遊びに成功します。

 

さて、果たしてハチローも、王者の余裕を計算しているんでしょうか。

おなじみ、脳内会話でハチローに聞いてみました。

 

私「かくかくしかじかで、やっぱりあれは、リーダーの余裕を見せつけているの?」

ハチロー「いいえ、違います。だって、リーダーはあなたじゃありませんか。」

私「ハ、ハチロー!! …お前ってやつは!(泣)」

ハ「あと、もう一つ言わせてください。その話の冒頭の、ひっぱりっこの話題をひっぱるってあれ、ユーモアじゃなくて完全なおやじギャグです。」

私「ハ、ハチロー! …お前ってやつは!(怒)」

 

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取っ手が付いてるってことは、このおもちゃメーカーさんはひっぱりっこ支持派ですね。