「動物感覚」の続編的なお勧め本
前回ご紹介した「動物感覚」の続編ともいえる「動物が幸せを感じるとき」も超お勧めの本です。
なんというか、既成事実に縛られていない説がたくさんあります。
とはいえ、かなり前に読んだ本だし、前回記事で思い出した程度ですから,、これから書くことに私の記憶違いはあるかもしれません。
まず、スタンダードプードルのアロマの子供の頃を思い出して「ああ、この本の内容は正しいようだな」と感じました。(アロマの話は、過去記事のかなり最初の方に書きました。「アロマちゃん」という題名です。)
そして今回ご紹介した本の中に、頭がよいイメージのスタンプーやラブラドールが、実はある意味バカ犬(もちろん、その本ではこんな表現はしていなかったはずです。)で幼稚で子供っぽいという、話があったはずです。
あと、オオカミは野生化では巷で研究されているほどしっかりとした上下関係はないという話で、これはこの本の内容だったか忘れましたが、猿山のサルたちも実は人間が餌を与えるから政治家のような権力闘争がおきるということです。
また、「馬と話す男」のモンティロバーツさん(過去記事参照)や、「あなたの犬は幸せですか」のシーザーミランさん(過去記事書いたっけ?)らにも言及していて、とても興味深かったです。
モンティロバーツさん流の訓練をする人々は、今や犬訓練業界にもいるし、そういう人たちのことを「動物のささやきが聞こえる人」という意味で「ウィスパラー」と言うそうです。モンティさんは違いますが、そういう人たちの中には、著者のテンプル・グランディンさんと同じように自閉症的症状がかいま見られる人たちは多いという内容もあったような。
私もそうだと言われれば、むしろうれしいくらいです。
ただ、残念ながらこの本、私は今手元にありません。誰かに貸してそのままか、どこかにしまいこんだか。もし再読して間違いがあったら、その時に記事の書き直しをします。ただ、面白くて人にはぜひお勧めという印象をもったことだけは確かです。
動物が幸せを感じるとき―新しい動物行動学でわかるアニマル・マインド
- 作者: テンプル・グランディン,キャサリン・ジョンソン,中尾ゆかり
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2011/12/21
- メディア: 単行本
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