ちょっと早いけど、節分のピーナッツをコンゴウインコにあげてみる。
節分には少し早いのですが、スーパーなどでは早々と豆が売られていますね。
コンゴウインコたちは、ピーナッツが好きです。
殻付きで与えると、器用に足で持って食べるので、よけいにかわいいんです。
だからつい、買ってきてしまいました。
山ちゃんは普段それほどしゃべりませんが、好きな食べ物をあげた時だけ、「ウマイ」と言いながら食べます。これが面白くてついおやつをあげちゃたりしますから、山ちゃんは逆調教のコマンドを覚えているってことですね。
で、ふと思いました。ピーナツを2つ同時にあげたらどうするのだろうと。
そしたら、いったん2つともくわえてから1つは足に持ち、もう1つを器用にくちばしだけでむきはじめました。
あんまりおもしろくないなあと思っていると、ピーナッツを持っていない方の足が上がりました。ちょっとわかりづらいですが、コンゴウインコの指は4本です。
よく見たら、ピーナツをキープするために止まり木はつかんでいないんです。
本来は、人間が野球のボールを握る感じで、人差し指と中指だけが前です。人と違うのは、親指と同じように薬指も後から握れることで、上の写真はそのように中指と薬指で挟むようにつかんでいるのがわかります。
さら両足を下ろした時は、止まり木をつかむのではなくて、指が4本とも、いえ、8本とも全部前に出てきました。
アヒルが木に止まっているような感じで、全く木をつかんでいないんです。
これはもう、誘惑との戦い。
ほんのちょっと、つん。とつついたら、おっとっと!となるんだろうなあと思いながらも、動物愛護の精神力をフルにふりしぼって思いとどまりました。
その間、約15秒。
これが20秒なら、どうなっていたかわかりません。
予測ですが、この体制からでは絶対に飛べずにカッコ悪く転げ落ちる思います。
山ちゃんは、飛ぶのが下手なんです。
普通に考えたら、鳥は飛べて当たり前と思うでしょうね。
でも、これがまた、飛べるか飛べないかだけの、0か100かじゃないんです。
同じ種類でも、上手に飛べる者とそうでない者がいます。
そんな話はいずれ、また。