Mr.トーマのアニマリュージョン!ブログ

アニマリュージョン!は熊本県阿蘇のカドリー・ドミニオンで行われているファンタジックアニマルショーです。このブログではショーだけに関わらず、広く地域情報や動物訓練に関しての話題を提供しております。

大観峰紀行1 福の神地蔵から、大観峰へ

地域の紀行ネタです。阿蘇山火山活動のネタがちょくちょく入ったので、本来投稿しようと思っていた内容が、少しずつタイムリーじゃなくなっていますがご勘弁ください(ちなみに、この紀行はテレビで阿蘇山小規模噴火が報道された日にあたります)。

ブログのネタにと思い、小涅槃像が見えるスポットをネット検索しました。すると、福の神地蔵の存在を知りました。

聞いたこともなかったのですが、内牧温泉の「はな阿蘇美」のすぐ隣らしいので、行ってみました。

 

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クルマが7~8台止められる駐車場があります。

階段の下の小さな祠が、福の神地蔵。

石段の脇あたりから、最近になって偶然掘り起こされたんですって。

 

 

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厳密に言うと、お地蔵さん(地蔵菩薩)ではなく、大黒天様。俵の上に乗っています。そしてユニークなのは、お札を数えているように見えること。でも、この時代にお札は無いから、持っているのは「富くじ」らしいんです。この像を掘り起こした人たちは、次々に宝くじに当たったんですって。その話題が広まって、宝くじ地蔵として全国から参拝者があるんだとか。

実際、悪天候の平日なのに、私が立ち寄ったときにも3~4組の観光客の方がいらっしゃいました。「実績」はというと、3億円4本、一千万が一本、他もろもろですって。

でも、私は当たりそうな気がしなかったので、普通にお参りしました。だって、宝くじ買ったことないから。

 

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ここにも、マントラ真言)が! マントラって、私が思っている以上にメジャーなんですね。

 

なんだか宝くじ地蔵って、欲望の渦みたいでひいちゃう感じがしたんです。でも、こういうところで素直に欲望を吐き出すっていうのは、悪い事ではないなと感じました。やっぱり精霊は優しくて親身なんじゃないかなって、なんとなくそう思いました。

(以前に書いた私の願望実現方法論も、まだ片手落ちだと気がつきました。書き足さねばならないことがありますが、またいつか)

 

ただ、ですね。「当たった情報」が本当かどうか…?。というのは、以前書いた通り、願望達成には、「完了形で感謝することが祈りになる」ってこと。これ、少しこの方面を勉強すると得られる知識なんです。だから、何とも言えませんね。観光客の方々の記帳ノートに書く内容は。あ、いけない、プラシーボ効果が薄れちゃうかも。地元の人が当たったのはきっと本当なのだと思います。

ところで、なぜ私が福の神地蔵にこんなに詳しいか。大半は、近くに貼ってあった新聞の切り抜き情報です。

 

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さて、本日の目的は別にあります。小涅槃像の絶景スポット。それは、この石段の上からの景色だとのことです。登ってみました。

こういうのがありました。

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杉は階段の下からも見えていた木です。左は井戸でしょうか。

 

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ええと、涅槃像は過去投稿で何回か載せましたから、今回は割愛です。

「はな阿蘇美」を見下ろしてみました。

そしてこの看板。

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ここは、「田園空間博物館」*1だったのですね。そして、ここは、湯山っていうんですね。ただ、この看板の小涅槃像が気になります。

 

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この写真、絶対ここから撮ってないでしょう!

プロがここから撮れば、もっとちゃんと見えるのに、もったいないですね。

 

気になったのは、まだ上に道が続いることです。もっときれいな風景に出会えるかも。さらに登ってみました。

 

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展望所がありました。きれいではあります。ただ、結構登ります。

ひょっつとして大観峰まで来ちゃったのかなと錯覚するぐらい。

上を見ると、大観峰らしき頂上が見えます。

 

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決めた。大観峰に(クルマで)登って、上からここを探してみよう。

 

どうせヒマですから、登ってみることにしました。

 

 

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クルマで登り始めると、途中にこんな展望所がありました。松がきれいです。松は岩に根を張るっていうから、もっと植えればいいのに。どうせ使わない植林の杉は引っこ抜いて。

 

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ここからも阿蘇山はよく見える・・・はずですが、だんだん雲行きが怪しくなってきました。

先を急ぎます。

 

つきました、大観峰。駐車場からの眺め

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 ここは、世界最大のカルデラの外輪山の一番高い部分。

看板を見ると、地形がよくわかります。

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さて。ここからはほんの少し歩いて、大観峰の先っちょへ。

 

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うーん、分かりづらいけど、足元に見える杉林の少し開けた部分が、さっきの湯山?かなり低い位置に見えます。

一応、目的は果たしました。ただ、大観峰からは阿蘇山が雲に隠れていて見えません。強風の中、30分以上粘りました。悪天候でも観光客の方がちらほら現れるので、ヒマな私はシャッター係。7~8組くらいの方々の写真を撮りました。その写真はありません。当然ですが。

結局、大観峰からの涅槃像は見ることができませんでした。

 

帰りは別のコースを通りました。

意外な発見もあったのですが、その模様は…また明日お伝えします。

 アニマリュージョン!やカドリーの話題を期待している方にはすみません。おわびに、ゴンちゃんの写真を載せときます。

 

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まめしば? ああ、知ってる。

こんな感じの、枝豆みたいなキャラクターでしょ。

               談:シルバニア=ゴンちゃん

*1:田園空間博物館とは。阿蘇そのものが自然の博物館だという考え方で、観光スポットをパビリオンとして紹介しているらしいです。詳しく知らないけど。